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7.(4)伝えておきたいことの整理

2020.04.13 終活

Ⅳお通夜・葬儀

葬儀社は、準備に入るにおいて準備するものを決定してもらわなければ、

準備に入れないことと、勝手にはものを用意できないので、悲しみに耽っている状態とわかっていながらも打ち合わせをどんどん進めていきます。

遺族としては、こんなときに考えられないと思ってしまうのですが、

それが葬儀をおこなうということなのかもしれません。

準備するものが全て決定すると、準備が始まります。

会場の設営や、供花の用意、食事の用意、会葬礼状・会葬品の用意などがされていき、遺族としては納棺を行います。

故人は旅立つという考えがありますので、旅支度ともいいますが、故人をお旅立ちの姿にし、死化粧を行います。

そして、なるべく遺族の皆さんでお手を添え、棺の中に納棺してほしいと思います。

会場の準備、納棺、受付の準備が終わりましたら、お通夜の時間になります。

お通夜の最後に喪主挨拶がありますので、喪主は一言挨拶をおこないます。

以前は、お通夜に喪主挨拶はなかったのですが、最近ではお通夜かご葬儀のどちらかにしか参列されないことが多くなってきましたので、お通夜とご葬儀と両方で喪主挨拶を行うことが多くなりました。

葬儀では、遺族から故人へのお別れの言葉や、会葬者から故人への弔辞があげられることもありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

葬儀が終わると火葬場へと向かいます。仏教では荼毘に伏せるといいますが、火葬を行い、収骨をし、自宅へ帰ります。

地域によっては、三日参りがあったり、その日に初七日法要を行ったり、精進上げをしたり、還骨回向をおこなったり、本当に地域でのしきたりや、信仰の違いで行うことも違いますので、葬儀社の方に聞きながら行うとよいでしょう。

しかし、葬儀社の方の言われるとおりばかりに行い、葬儀が流れ作業のようにだけはならないように、ことが進む中でも故人を弔う気持ちや偲ぶ気持ち、あるいは故人と過ごす最後の時間を大切にしましょう。

葬儀が終わり、故人とちゃんとお別れができたと思えたらいいですね。

葬儀が終わるまでの流れはあくまで一般的ですがこのように進みます。

【続く】

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