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どちらが自身の生活に適しているか

2020.04.22 コラム

戦前・戦後を生き抜いてきた高齢者は、死に物狂いで必死に生きてきた。

自分は最後まで自分の力で生き抜いてみせると非常に力強い。

先日知り合った高齢者の男性もその一人だ。戦時中も戦後の険しい時代も必死に生きてきたという。

その男性も今や年齢を重ね、体が思うように動かなくなり、不安な気持ちが生まれてきたとの事だった。

しかし、最後まで国や地方の世話にはなりたくない、だから介護保険を利用したくないという意向であった。

国や地方の世話になりたくないことが介護保険を利用しないこととイコールであるかは疑問に感じたが、その気持ちを貫きたいのであれば全力でサポートしたいと思う。

想庵は介護保険を利用しない方にも、家事お手伝いサービスや、身の回りのお世話、身体介護など支援させていただいている。

介護保険を利用したほうが、国の負担がある分、費用に関しては利用者にとってメリットが大きい。

しかし、サポートできる内容に縛りが大きく、サービス内容に満足できない場合があるというデメリットもある。

介護保険を利用しないことは、全額自己負担になるので、費用に関してはデメリットが大きい。

しかし、サポート内容に関しては、自分が望むことをほぼ行ってくれるというメリットもある。

サービス内容の満足をとるか、費用負担額をとるかである。よく判断していただきたい

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