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仏衣について①

2021.06.28 スタッフのつぶやき

古賀市、福津市、宗像市、福岡市東区 低価格な直葬家族葬専門の想庵です。

ブログをお読みいただきありがとうございます。

故人様が仏衣を身につける文化は古くからあり、昔は親族が準備するものとして主に故人とゆかりのある女性が手縫いをしていたそうです。

 

最近では仏衣ではなく、『自分の好きな服であの世へ旅立ちたい』という故人の願いや、『故人らしく送りだしたい』というご家族の想いから、最近はしきたりにとらわれない装いを取り入れるお葬式も増えています。

 

そもそもなぜ仏衣を着るのか、何のために着るのかなど今回は仏衣のお話をしていこうと思います!

亡くなった人が身につける着物を「死装束(しにしょうぞく)」と呼びますが、仏式の死装束が「仏衣(ぶつえ)」です。

お葬式では仏衣として「経帷子(きょうかたびら)」という経文などが書かれた着物を故人に着せますが、これは巡礼者や修行僧の衣装です。

仏教において亡くなった方は旅をしながら次に生まれ変わる世界に向かうと考えられています。死出の山を越え、三途の川を渡っていく険しい道のりですので、無事に乗り越えられるよう残されたご家族が旅支度をして送りだすという意味です。

 

仏衣を着せるタイミング

仏衣はお棺に故人を収める前、「納棺の儀」の前に着せるのが一般的です。「清拭(せいしき)」や「湯灌(ゆかん)」で故人の身体や髪を洗い清めたあとに仏衣をまとわせ、装具なども装着します。しっかりと旅支度をして納棺します。

 

誰が仏衣を着せるの?

昔は親族が故人に仏衣を着せていましたが、現在は葬儀社のスタッフが担当することが多くなっています。映画で知られるようになった納棺師と呼ばれる専門家に依頼するケースもあります。また、ご家族が手伝い、身支度の一部を担うこともあります。

 

仏衣の着せ方

仏衣・経帷子は“左前”になるように着せます。 死後の世界は生きている世界と真逆の関係だといわれているため、通常は右前で着付けている着物を左前にして故人に着せるのです。このように現世の習わしとは反対にして生者と死者を区別することを「逆さごと」といいます。足袋や脚絆など他の装束でも逆さごとを行い、裏返したり、逆向きにしたりして身につけさせる場合があります。

 

宗教・宗派によっては仏衣を着ないことも

仏衣を着ない宗教や宗派もあります。例えば、浄土真宗は亡くなってすぐに成仏する「往生即成仏」で死出の旅にでないため、装束は必要ないという考えをもっています。逆さごとのしきたりもないため、故人は白服または白衣を“右前”で身につけます。

神式のお葬式で亡くなった人は「神衣(かむい)」をまといます。男性の場合は白い狩衣(かりぎぬ)に烏帽子をかぶせて笏(しゃく)をもたせ、女性は白の小袿(こうちき)に扇子をもたせるのが正式な装束です。

 

長くなりましたので次回は見つけるもの装具を紹介していきたいと思います!

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