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数え年

2021.09.09 スタッフのつぶやき

古賀市、福津市、宗像市、福岡市東区 低価格な直葬家族葬専門の想庵です。

ブログをお読みいただきありがとうございます。

残暑がまだまだ厳しいですね~

早く涼しくなってほしいものです。

本日も一件ご葬儀でした。

菩提寺が唐津のお寺様でしてお寺様のご都合で一日葬という形式のご葬儀になりました。

その時の一場面を今回のお話にしたいと思います。

お寺様が葬儀前に来られてお位牌をお預かりし、祭壇にお飾りするんですが、その前にお位牌の裏に俗名、亡くなった年齢、亡くなった日にちなどが記載があるので間違いないか喪家様に確認を取ります。

今回新人の女性スタッフが確認を取ったところ、お客様が「年齢が間違っているんじゃないか?」と尋ねられ慌ててお寺様の元へと確認を取りに行ってました。

確認をとって帰ってきて、女性スタッフが「数えの歳なので間違いないそうです!」とお客様に伝えて「数え?どゆこと?」となっているところで、私はその場に居合わせたので、すかさず入ってご説明させて頂きました。

女性スタッフもよくわかっていなかったので、本日は数え歳についてお話致します!

 

昔の日本には満年齢の考え方がなかったため、古くから享年も行年も数え年で刻まれるのが一般的でした。

数え年とは、生まれた時を1歳とする考え方です。年を取るのは誕生日ではなく、1月1日。つまりほとんどの人は、正月が来れば一年を待たずに年齢を重ねることになります。
この数え年の考え方は、仏教の教えから始まっています。
数え年は正確には母親の胎内に赤子が宿ったときから、年齢を数えています。つまり赤子がおなかの中で成長する十月十日も生きた年齢に入っており、生まれた瞬間に1歳を迎えると考えられているのです。

これが享年と行年です。享年とは天から賜った年数のことで、享という漢字には受ける、受け入れるという意味があり、享年は故人がこの世に存在した年数を表しています。

行年とは、何歳まで故人が存命していたかを表す言葉といわれています。
行年の行は、娑婆(私達が暮らす世間のこと)で修行をした年数、現世で存命した年数を表しているといわれています。

 

これに対して、現代の0歳から数える満年齢は、日本では比較的新しく取り入れられた年齢の数え方です。明治時代には、年齢は出生日から起算するという法律も作られましたが、長寿が尊ばれる文化が強かったためか、長らく数え年で数える考え方が一般的でした。

 

どちらも故人が存命していた歳月を意味しているので大きな違いはありません。

特にどちらの表記をしなければならないという決まりもなく、位牌やお墓に記される際でも表記の仕方はさまざまです。

享年という言葉は古くから漢文で用いられています。一方、行年がいつころから使われ始めたのかはわかりませんが、江戸時代には享年も行年も、どちらも使われていたようです。

 

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