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くそったれの人生(2)

2021.10.22 短編小説

事務所は階段を登ったこのビルの2階にある。

この階段を登りきったあと、ため息をついた。

この男の名は、「吉村雄一」年齢は40歳バツイチである。

目つきは鋭く、髪は中心から少し右寄りのところからわけていた。

背は170センチ程度、外見もそんなにイケメンではなかった。

体型は太っても痩せてもいない標準的な体型。

簡単にいえば外見に特徴はなかった。

事務所に入ると、まず神棚の水を代えた。

そのあと手を合わしてため息をついた。

掃除をしようか一瞬迷ったが、コーヒーを飲もうとお湯を沸かした。

お湯が沸く時間が本当に嫌いである。

コーヒーを淹れ、デスクに座った。

少しずつ口にし、窓の外に目をやる。

「今日は雨か」、

また舌打ちを打った。

コーヒーを飲み終わると、パソコンの電源に手を伸ばした。

(続)

 

 

 

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