ブログ
想庵から皆様へ葬儀や終活、介護に関する情報や
日々の活動の様子を配信します。

福岡県古賀市 家族葬 斎場想庵 ブログ 香典の渡し方は?渡すときの言葉no.2

2025.05.30 ご葬儀 終活

香典をお渡しする際の言葉

香典をお渡しする際には、言葉にも注意が必要です。黙って渡すのではなく、「この度はご愁傷さまです」や「心からお悔やみ申し上げます」「御霊前にお供えください」など一言添えて一礼します。

悲しみの中にあるご遺族に配慮し、葬儀の場では落ち着いた声のトーンにすることが大切です。また、お悔やみの言葉は一言にとどめ、まわりの参列者の迷惑にならないよう、長々と話し込むようなことは避けます。

通夜や葬儀以外での香典の渡し方

事情により、通夜や葬儀への参列が難しいこともあります。そのような場合は、次のような方法で香典をお渡しするとよいでしょう。

通夜や葬儀以外での香典の渡し方
・郵送する
・弔問の際に渡す
・法要の際に渡す

郵送する

遠方に住んでいたり都合がつかなかったりして、通夜や葬儀に参列できないときには、香典を郵送する方法があります。郵送する場合も、手渡しと同じように香典袋にお札を入れ、手紙とともに送りますが、香典は現金書留でしか郵送できません。現金を普通郵便などで送ることは郵便法で禁止されているため、誤って送らないように気を付けましょう。

手紙には、葬儀に参列できなかったことへのお詫びや故人への弔意、ご遺族へのいたわりの言葉などを綴ります。また、郵送する前には、香典を送る旨をご遺族に伝えておくと安心です。

弔問の際に渡す

葬儀に参列できなかった場合、後日弔問する際に直接香典をお渡しする方法もあります。弔問時には、故人にお線香をあげてから、ご遺族に香典をお渡しします。このとき「ご霊前にお供えください」などと一言添えるようにしましょう。
なお、四十九日が過ぎている場合、香典の表書きは「御霊前」ではなく、「御仏前」や「御佛前」となります。

法要の際に渡す

郵送や弔問時ではなく、四十九日法要などの際に香典をお渡しすることもあります。法要に香典を持参する場合は、受付があれば通夜や葬儀と同様に受付係にお渡しします。受付がない場合は、ご遺族に挨拶するタイミングで香典をお渡ししましょう。

法要では、香典を渡すときの言葉に注意が必要です。法要は葬儀から時間が経っているため、「この度はご愁傷さまです」という一般的なお悔やみの言葉は使いません。「本日はお招きいただきありがとうございます」などの一言を添えて香典をお渡しします。

香典を渡す際の注意点

香典を渡す際には、知っておきたい注意点がいくつかあります。マナー違反にならないように、以下の注意点を確認しておきましょう。

香典を渡す際の主な注意点
・香典辞退の場合は渡さない
・忌み言葉などを避けて渡す
・渡すタイミングや宗旨宗派によって表書きを変更する

続く

©2020 souan LLC