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福岡県古賀市 家族葬 斎場想庵 ブログ 斎場とは?種類や火葬場との違いno.2

2025.06.15 ご葬儀 終活

民営斎場

民営斎場とは、葬儀社などの民間企業が運営している斎場のことをいい、公営斎場に比べて施設数が多いため、予約は取りやすい傾向にあります。また、アクセスしやすい立地であったり、バリアフリーが整っていたりと、公営斎場に比べ、内容やサービスが充実しているというのも民営斎場の特徴の一つです。家族葬専門の斎場があるなど、葬儀の形式や規模に応じた斎場を選べるのもメリットの一つといえるでしょう。しかし、その分、公営斎場に比べて費用は高くなる傾向にあります。

寺院や神社、教会など宗教施設

施設によっては、寺院や神社、教会などの宗教施設も斎場として利用することができます。ただし、寺院は仏教、神社は神道、教会はキリスト教というように、故人の宗旨宗派に応じた施設を選ぶようにしましょう。宗教施設を斎場として利用する場合、厳かな雰囲気のなか葬儀を執り行うことができるため、格式の高い葬儀を実現することができます。また、宗教者の交通費や祭壇にかかる費用を抑えられるという点もメリットと言えるでしょう。一方、宗教施設は葬儀専用の施設ではないため、バリアフリー面や駐車場の台数など、設備面での懸念点があることは考慮に入れておく必要があります。

斎場を選ぶポイント

斎場は、葬儀の打ち合わせの際に葬儀社に相談して決めることが一般的です。相談する際は、以下のポイントを確認しておきましょう。

設備と利用可能なサービス

まずは、控え室や安置施設、式場の広さ、バリアフリー対応の有無など、設備と利用可能なサービスを確認しましょう。通夜後にご遺体を安置する施設があるか、また宿泊はできるのか、あるいは会場は参列者の人数に見合った広さか、などに加え、参列者にご高齢の方や乳幼児などがいる場合は、バリアフリーの設備が整っているかどうかなども判断基準になります。ご遺族や参列者が過ごしやすい環境かどうかを考えながら選ぶとよいでしょう。

料金

公営斎場と民営斎場では、料金だけを比べると公営斎場の方が安く利用できる傾向にあります。公営斎場は、火葬場が併設されていることも多いため、その場合は、斎場から火葬場への移動にかかる費用も抑えることができるでしょう。しかしその分、人気で予約が取りにくいため、希望日に利用できないことがある点は考慮に入れておいてください。もし火葬場の予約が取れずに火葬までの期間が空いてしまった場合、安置期間が長くなり、安置施設の利用料やドライアイスの料金など、追加費用がかかってしまうことがあるので注意が必要です。

続く

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