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海洋葬とは?no.2

2024.09.19 終活

海洋散骨の専門業者の選び方

海洋散骨の業者を複数ピックアップして見積をとる

海洋散骨の専門業者を選ぶときは、複数の業者に見積もりをとって比較しましょう。冒頭でも紹介しましたが、海洋散骨の種類によって相場は50,000円~300,000円と大きく異なります。

海洋散骨は約30年前から広まった葬送のため、言葉は知っていても知識や価格が分からない人が多いのが実情です。そのため、知識が乏しい顧客に対し価格を上乗せする悪い業者も少なからずいます。

価格が高い業者が悪い業者とは限りませんが、相場よりもはるかに高い見積を提示してきた業者は選ばない方がよさそうです。

海洋散骨の見積の項目を確認

海洋散骨の業者から見積を取ったら価格とともに項目を確認しましょう。例として合同葬送にかかる費用の項目を挙げてみます。

・船舶のチャーター料
・燃料費
・乗船保険料
・港使用料
・洗骨・粉骨作業料
・献酒または献水
・献花

業者によってはこれに写真撮影や散骨証明書、骨壺処分などの費用が追加されます。船舶費用が主な料金となっていますね。

これはあくまでも海洋散骨の費用項目の一例です。もし、見積を受取って分からない費用項目があったら業者に直接訪ねてみましょう。

海洋散骨アドバイザーが在籍しているかを確認

海洋散骨アドバイザーとは、一般社団法人日本海洋散骨協会の認定資格です。

海洋散骨アドバイザーは、様々なトラブルから故人や遺族を守り、安心・安全な海洋散骨を提供するための専門知識を持っています。

専門業者を選ぶポイントとして、必ずしも必要ではありませんが、専門の資格をもったアドバイザーがいると安心して海洋散骨を任せられますね。

海洋散骨は墓を持たない葬送として多くの人の関心を集めていますが、実績がまだ少なく相場や基本知識などを知らない人が多いため希望者は少ないのが現状です。

実際に故人を海洋散骨に送った人の感想を見てみると「個人を満足のいく形で送れた」、「自分も海洋散骨で送って欲しい」などの声が多く挙がっています。

海洋散骨について

・海洋散骨に関心を持っているが基本知識や相場を知らないため希望者は少ない
・海洋散骨は子や孫に墓守を負担させずさらに葬送の費用も抑えられるので注目されている
・海洋散骨で故人を送った人の多くが葬送に満足している
・海洋散骨は自ら行うよりも専門業者に任せる方がおすすめ
・海洋散骨の専門業者を選ぶときには複数の業者を比較すると良い

残された子や孫に負担をかけず、自然に還る葬送として注目されている海洋散骨は今後増えていくことが予想されます。

終活の1つとして海洋散骨も検討してみてはいかがでしょうか。

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