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エンバーミングとはNo.2

2024.09.29 ご葬儀 終活

日本におけるエンバーミングは、IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)の「エンバーマーライセンス」の資格取得者が専用施設で処置を行います。

エンバーミングの処置にかかる時間は3時間程度です(遺体の状態により多少の変動があります)。

日本におけるエンバーミングは、IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)の「エンバーマーライセンス」の資格取得者が専用施設で処置を行います。

エンバーミングの処置にかかる時間は3時間程度です(遺体の状態により多少の変動があります)。

①事前手続きのうえ、遺体を専用施設へ移動します

簡単な打ち合わせを経て、遺体を専用の施設に搬送します。また、葬儀を依頼した葬儀社にエンバーミングを依頼することもできます。

準備するもの
・ エンバーミング依頼書
・ 死亡診断書のコピー
・ 衣装やアクセサリー
・ 愛用の化粧品
・ 生前の写真

②エンバーマーによる処置

血液・体液を防腐消毒液に置き換えます。

マッサージを施し、シャンプー、リンス、石鹸で身体全体を清潔に整えます。生前の写真をもとに、元気だった頃の面影に近づけていきます。

③着付け・メイク

着物、スーツ、ドレスなど、準備した衣装の着付けを行います。

その人らしさが引き出されるメイクをします(故人の愛用していた化粧品でメイクを施すことも可能です)。

④納棺・搬送

遺族の希望により棺に納めてから斎場や安置場所など、指定された場所に搬送します。

エンバーミングの費用は、日本におけるエンバーミングの適切な実施と普及を目的として作られた団体、IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)が基本料金を定めています。

【基本料金】

15万円~25万円

【基本料金の内容】

・エンバーミング処置
・ 洗浄
・ 整顔
・ 着付け
・ メイクアップ
・ 納棺
【別料金】

搬送費用 安置費用 修復の度合いが大きい場合 衣装類 ドライアイス(処置を始めるまでの保護用)

エンゼルケアは、病院で亡くなった際に看護師が遺体に行う処置のことを指します。もともとは医療業界で「死後処置」と呼ばれていたものです。

遺体をタオルなどで拭く清拭(せいしょく)、綿詰めのほか、病院着から衣服の着替えなどを行います。

湯かん

湯かんは、故人がお風呂に入って生前の疲れを癒し、旅立ってほしいという意味合いから行うものです。

儀礼形式に基づき、シャワーで遺体を清めて洗浄し、白装束か故人が生前に愛用していた洋服に着替えさせます。その後、より自然で安らかな顔でお休みいただくため、メイク(死に化粧)を行います。湯かん・メイクは納棺師が行います。

エンバーミングは、全国どこの葬儀社でも依頼することができますが、各葬儀社によって提携しているエンバーミング事業者はそれぞれ違います。

エンバーミングの依頼は法人だけでなく個人でも行えますが、その事業者の実績や信頼、エンバーマーの技術などは、やはり葬儀社に詳しい情報があります。

葬儀の相談を行っている葬儀社を選び、さまざまな疑問や不安に対して、納得いくまで説明してもらいましょう。

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