2024.10.16
ご葬儀 終活
よくある質問
Q1. 葬儀にかかる費用相場は?
平均118.5万円です。葬儀の種類別では、一般葬161.3万円、家族葬105.7万円、一日葬87.5万円、火葬式・直葬42.8万円が平均費用となり、一番高い一般葬と一番安い火葬・直葬では、118.5万円の差があることがわかります。この金額に宗教者へのお布施は含まれていません。
このように、葬儀費用は葬儀の種類によっても差があります。さらに同じ葬儀内容でも地域や葬儀社によっても費用が異なることがあります。
ちなみに多くの葬儀社は「家族葬一式〇〇万円〜」のようなセットプランを設けていますが、提示されている料金は標準的な内容になるため、葬儀内容やオプション、物品のグレードなどによって、追加料金がかかることがあることも覚えておくとよいでしょう。
希望に見合った葬儀社を選ぶためにも、葬儀社が行なっている無料の事前相談を利用して、葬儀のイメージと金額をすり合わせておくと安心です。
Q2. お坊さんに支払うお布施代はどれくらい必要ですか?
一般的なお通夜・告別式におけるお坊さんへのお布施は、15万円〜(関東圏や近畿地方では20万円〜)といわれています。ただし、お通夜・告別式での読経に対するお礼のほかに、枕経や戒名を授けていただいたことへのお礼も上乗せしてお渡しするのが一般的ですので、それらを合わせると50万円程度の費用が必要になると思っておきましょう。また、これはあくまでも目安となる金額で、実際には宗派や授けていただく戒名のランクによっても差がありますので、いくらお包みすればよいかご不安な場合は、お寺に直接聞いてみるとよいでしょう。
またそれ以外に、お坊さんの交通費として「御車代」、もしお坊さんが会食に参加されない場合は「御膳料」もお渡しします。いずれも相場は5,000円〜10,000円程度です。
Q3. 家族葬の費用相場は?
平均105.7万円です。この中には、葬儀を行うための基本的な物品やサービス、飲食や返礼品にかかる費用が含まれています。(宗教者へのお布施は含まれていません。)
この金額と一般葬の平均費用161.3万円と比べると、家族葬の方が55.6万円ほど安く抑えられていることがわかります。
家族葬は参列者を親しい方々に限定して行う葬儀のため、斎場も小規模でよくなることから会場使用料やスタッフの人件費を抑えることができます。また人数が少ない分、飲食や返礼品にかかる費用も少なくて済むため、一般葬よりも少ない金額で葬儀を執り行うことができます。しかし、葬儀の内容は一般葬と変わらないため、宗教者へのお布施や基本的な物品にかかる費用は大きくは変わりません。