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福岡県古賀市 家族葬 斎場想庵 ブログ 火葬とは?葬儀と火葬を行う順番no.4

2025.02.16 ご葬儀 終活

埋葬許可証を受け取る

 

お骨上げ後、骨壺の入った骨箱と埋葬許可証を受け取ります。埋葬許可証は、火葬許可証に火葬済みの印が押されたもので、納骨の際に必要になるため大切に保管しておきましょう。遺骨や位牌、遺影は、喪主が持ち帰ります。

火葬が終わったら斎場や寺、自宅などに戻り、初七日法要と精進落としを行います。初七日法要とは、故人の命日を含めて7日目に行う法要のことです。近年では、弔問客への配慮などから、葬儀・告別式当日に初七日法要を行うケースが多くなっています。

また、精進落としは、通夜から忌明けまでは肉や魚などを断って精進料理を食べ、忌明けに通常の食事に戻る儀式のことです。しかし、実際に忌明けまでの期間を精進料理で過ごすのは難しいため、初七日法要後に僧侶や参列者へ感謝を伝える会食の場を設け、これを精進落としとすることが一般的です。

火葬場でのマナー

火葬場では、前述した決まりのほかにも、知っておきたいマナーがあります。マナー違反にならないように、以下の点に注意しましょう。

霊柩車に乗る順番がある

火葬場に向かう霊柩車やマイクロバスなどでは、乗る順番に決まりがあります。霊柩車に同乗するのは、位牌を持った喪主や葬儀社のスタッフです。続くマイクロバスなどには、僧侶をはじめ、遺影を手にした親族など故人との関係性の深い方から乗ります。

なお、火葬場への移動手段は、距離や人数などによっても変わりますが、移動人数が数名~10名前後ならハイヤー、それ以上ならマイクロバスを貸し切るケースが多いでしょう。人数が少ない場合は、自家用車で個別に火葬場へ向かうこともあります。

棺に入れられないものを確認する

火葬の際には、副葬品を棺に入れることができます。副葬品として棺に入れられる品物は、花や手紙、写真など、火葬の際に燃えやすいものです。燃えにくいものや爆発のおそれがあるもの、燃えると有害物質を発生させるものなどは、故人の思い出の品でも棺に入れることはできません。

棺に入れていいかどうか判断に迷ったときは、葬儀社のスタッフに確認してください。また、ペースメーカーやボルトなど、ご遺体に医療機器や金属が入っている場合は、事前に葬儀社や火葬場に伝えましょう。

火葬場に持っていくもの

火葬当日に火葬場に持っていくものは、宗教や地域によっても違いがあります。仏式の場合の一般的な持ち物は、火葬許可証、位牌、遺影、数珠などです。また、火葬の待ち時間用の軽食を持っていくこともあります。

続く

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