エンディングムービーは故人との最後の時間を彩る演出のひとつです。集まってくれた参列者とともに、故人を偲ぶ大切な機会となるため、エンディングムービーを作成する際は、葬儀社に制作を依頼できるか、そもそも映像を流せる斎場か、などの確認が必要になります。いざというときに慌てずに対応するためにも、気になる方は、葬儀社の事前相談を利用して、エンディングムービーの制作についても確認しておくことをおすすめします。
葬儀のメモリアル動画とは、「ご遺族が持ち寄った写真でスライドショーにしたムービー」や「故人が生前に残すビデオレターのようなもの」のことをいいます。別名、エンディングムービーとも呼ばれ、葬儀会場に設営されたモリアルコーナーの演出の一部として展示したり、葬儀会場で投影したりするために、遺族または本人によって制作される動画のことです。
エンディングムービーは、自作もしくは葬儀社や映像制作会社などの業者に依頼して制作することができます。自宅にパソコンがあり、動画ソフトなどの操作にある程度慣れているのであれば、費用をかけずにご自身で作成することもできますが、動画制作は思いのほか時間がかかる作業なので、ただでさえスケジュールがタイトな葬儀前は、プロの業者に委託するのも方法の一つです。
写真が少なくてもエンディングムービーを作れるかどうかは、動画の尺や制作会社によっても異なります。写真素材が少ない状態でも、ナレーションやメッセージなどの演出を増やしたり、テンプレート素材を使ったりすることで、ある程度のクオリティを担保することはできるでしょう。対応は業者によって様々なので、まずは相談してみることをおすすめします。