死亡届や火葬許可申請書の提出は、葬儀社が代行してくれることも多いです。葬儀社なら年末年始の窓口も熟知しているためスムーズですし、何よりご家族が役所に出向く手間を省くことができます。そのため、もし代行してくれるようなら葬儀社に任せることも検討しましょう。
葬儀社は、基本的に24時間365日営業しているので、年末年始や深夜早朝であっても、依頼することができます。葬儀までの間、ご遺体を安置しておく安置場所への搬送も葬儀社の仕事になるため、医師から死亡診断書を受け取ったら、まずは葬儀社に依頼しましょう。葬儀社さえ手配してしまえば、その後のことを相談しながら進めることができるため、安心して進めることができます。
ここでは、年末年始にご家族を亡くされた場合の注意点についてまとめました。
年末年始は、「除夜の鐘」や「初詣」の準備・対応などがあるため、お寺の繁忙期にあたります。僧侶の都合がつきにくい可能性も考えられるため、日程を決める際には、火葬場の空き状況やご家族・ご親族のご都合とあわせて、僧侶の予定も確認するのを忘れないようにしましょう。
年末年始は、火葬場や僧侶の繁忙期でもあり、祝賀ムードのある三が日は葬儀を避けるというご家族も多いため、年末年始にお亡くなりになられた場合は、通常に比べて、葬儀までの日程が伸びる傾向にあります。
その分、安置期間も伸びることになるため、葬儀社等の安置施設にご安置する場合は、費用が高くついてしまう可能性があります。また、自宅安置の場合も、ドライアイスの追加必要がかさんでしまう可能性があることを念頭に置いておきましょう。
もし、1週間以上の長期安置が予想される場合は、ご遺体を衛生的に保つために行われる「エンバーミング」という衛生保全技術を利用することも検討するとよいでしょう。
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エンバーミングとは?費用や流れ、メリット・デメリットを解説します エンバーミングは、ご遺体を長期間保存するために防腐処理などを行う技術のことです。 近年日本でもエンバーミングという言葉を耳にする機会は増えてきましたが、エンバーミングについて詳しく知っている人は少ないと思います。 |
続く
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